
11月6日正午より、エイドロン コンテンポラリー「ロングポンド 2002-2019 16年 Barrel #19」をリリースいたします。
「EIDORON」シリーズについて
日本神話、民話や郷土信仰、日本各地に残る昔話に伝承、登場する空想上の生き物、幻獣をテーマに、それらを「Classic」、「Contemporary」にアプローチを分けシリーズ化したもの。
世界規模で発展し続けるボトラーズマーケット。
その中で出会う、厳選されたシングルカスクは正に幻のような存在であり、後世に語り継がれていって欲しいという思いから本シリーズが誕生しました。
High Ester Jamaican
ハイエステル・ジャマイカン
第1弾のアイリッシュシングルモルト1991に次ぐ第2弾の原酒に選ばれたのは、スコッチウィスキーの製造方法を元に蒸留されるイギリス系ラムの中でも最もハイエステルなラムを生産する産地であるジャマイカからロングポンド蒸留所の16年熟成、カスクストレングス、シングルカスクの原酒だ。
現在、欧州のボトラーズブランドやウィスキー愛好家が最も注目しているといっても過言ではないのが、このハイエステルなラムなのである。
ジャマイカの多くの蒸留所が最低2週間以上の発酵期間を経てつくり上げる強酸性のウォッシュから蒸留された原酒は、エステル濃度が高くなるに連れ、バナナ、洋梨、パイナップルというウィスキー愛好家には親しみ深い香味を生み出している。
このクオリティがあればウィスキー愛好家であっても、もはやカテゴリーの枠は必要ないのかもしれない。
香り:
バニラ、研磨剤、新品の革製品、タバコ、奥からリコリス、塩素の香りが漂う。
味わい:
甘いオーク、アカシアの蜂蜜、糖蜜、酸味の強いパン、徐々にバナナの甘みと渋皮、パイナップルシャーベット、オレンジピール。
フィニッシュ:
塩水に漬け込んだオリーブ、岩塩、ややスモーキー、ピンクペッパー、ホットなスパイスが長く続く。
コメント:
最もハイエステルなラムを生産するジャマイカの中でもロングポンドは、最もエステリーなラムを手がける蒸留所の1つ。
力強いフルーティーさにも繋がるその個性的な原酒を、カテゴリーの枠を超えてお楽しみいただきたい1本。
Tasting comment by 北梶 剛
ARTIST

アオガチョウ
武蔵野美術大学日本画学科卒業。
デジタルアートバトル「LIMITS」初代世界チャンピオン。
幼少期より幻想世界のモンスターや恐竜、動物などに興味を持つ。 一風変わった独自の視点と、1枚の絵の中に物語性を込めた作風が特徴的。
幻獣、モンスターから小動物まで、様々な生き物をモチーフに、ゲーム、書籍、ウィスキーラベルなど多方面へのヴィジュアル提供、個展やグループ展での作品発表も行う。

LONG POND
2002-2019 16YO
BARREL#19
EIDOLON CONTEMPORARY
11月6日(金)正午より販売開始いたします。
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