スコットランドはスペイサイドのクライゲラヒに位置し、世界中の愛好家から聖地とも呼ばれる本店のHighlander Inn
Craigellachie。
オーナーであり、ハイランダーインジャパンの会長でもある皆川達也氏の意思を引き継ぎ、鈴木俊之氏が起ち上げたのがHighlander Inn Tokyoで2020年には15周年を迎えた。
今回は、そのHighlander Inn Tokyo向けのボトリング。鈴木氏が厳選した1樽は、蒸溜所名非公表ながらも、オークニー諸島より、スコットランドでも最も北に位置する蒸溜所の1つで、「北の巨人」とも呼ばれる蒸溜所の21年熟成原酒である。
ラベルにはインドネシア出身のアーティストであり、ウィスキー愛好家でもあるAndrew Soetiono氏が、このボトルのために手がけたHighlander Inn Tokyo人形町のバックバーとハイランダーインジャパンの面々が描かれた作品を採用、ハイランダーインならではのウィスキーを楽しむスタイルが感じ取れる1本だ。
香り:
甘いヘザーとハチミツ、バニラ、奥から白檀のお香と燃えさし、軽快なスモーク。ヒースの花やミント、心地よいミネラル感。
味わい:
煮詰めたリンゴ、イチゴジャム、柑橘果皮の砂糖漬け、ハーブ入りの咳止めシロップ、香りよりスモーキーに変化する。
フィニッシュ:
ピートの煙、芝土、蜜蝋、全粒粉ビスケット、バナナの渋皮とタバコの灰。
コメント:
フルーティーな香味とハーブ系のフローラルな香味、そしてピートが絶妙なバランスで展開する秀逸な1本。時折感じる苺の甘さがどこかキャンベルタウンの蒸溜所も彷彿させてくれるユニークな横顔も垣間見せるオークニー。
Tasting comment by 北梶剛
HIGHLANDER INN TOKYO ORIGINAL
SECRET ORKNEY
1998 21YO HOGSHEAD #6
30,740円(税込)
1月15日(金)正午より予約販売開始いたします。
【商品詳細】
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